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LEE 1:72 ティー ガーI 初期型


知 られざる快作・LEEのミニスケールティーガー。

何がすごいって、砲塔上面・側面・下面・工具箱
がスライド金型による一体成型!な、イージー
キットとは思えない気
合の入り方であ る。これで
溶接跡などを自分で入れてやれば完璧。砲身も
スライド金型で、ちゃんと砲口の穴が抜け
て いる。
あと、装填手ハッチ前にあるペリスコープガードは
いらないので削っておく。(初期型でも後期生産
の物だと付いてるので、削らなくてもいいかも。)

同スケールのドイツレベルの極初期&後期 型や
フジミの後期&最後期型、ドラゴンの後期型に
次ぐ、コストパフォーマンス最高の逸品な
の だ。



(2006年6月:追加記事)

もう一つ購入したので、パーツ状態の画像を追加。
足回りと砲塔が一 体なので恐ろしくパーツが少ないのが
よくわかる。(画像クリックで拡大)これ以外にデカールと
展示台が付属。台は以前は上に載せるだけの板だった
のが、金型に手が加わって固定用の穴が空き、留め具を
差し込んで固定できるように改良された。

キットのプロポーションは良好で、'90年代に明らかになった
砲塔前側面の左右の角度の違いまで再現されている点で
フジミ1/76後期型に勝る。



わずか7パーツ!を組んでみたところ。ROCO社の 1/87キットと同じ
一体型の足回りは、金型の抜きの関係でキャタピラのパターンが
モールドされないが仕方ない。(食玩などの1/144完成品の場合、
材質がやわらかいPCVなので、強引に型から抜き出せるので彫刻
が施されている。)ディオラマにして泥で汚せばわからないが。

この画像はヤフオクで新たに入手した物を撮影、以前購入した物に
比べ金型がくたびれて、ヒケやバリが増えている。(右画像参照)




REMI 1:35 ブン カー 2 M.G.ポスト


英語でバンカー、独語でブンカー、つまりトーチカのこと。ポーランド
・レミ社のバキュームフォームキットである。


いちおう初心者のために説明すると、バキュームフォーム(真 空
成型)とは熱したプラ板を型にあて、間の空気を抜い
て密着させて
作る手法。卵のケースや菓子の箱の中の仕切りなど、日常生活
でもよく見られる成型技術だ。通称は
見た目から「モナカ」という。
高価な金型を使うインジェクション成型に比べ少量生産の製品 に
向いており、特にマイナー航空機キットの分野では
古くから普及
してきた。しかし、作れるものに限界がある上に初心者には難しい
印象もあるし、その割りに安価でもな
いのでマイナーな技法である。

レミ社はトーチカ、建物、ディオラマベース、石畳や屋根のス レート、
はてはレールや装甲列車まで1:35、1:72のバキ
ュームキットを生産
しているメーカー。手元のチラシによると1:35だけで40近いライン
ナップがある。しかし、市街戦で
道路に積み上げられたガラクタ製
のバリケード(バキュームなので当然一体成型)まで作ってしまう
のは、やりすぎだ
ろう(笑)。


組みあがり状態。
ちゃんと銃眼や
内部、壁の厚みも
再現されている。


この2 M.G.ポストは、名のとおり2丁の機銃の銃眼を持つ「大西洋の壁」
このトーチカ。海岸に向かっ
て開口部の無い壁を向けており、直接艦砲
射撃を受けることなく、斜めに海岸に射線を作るような作りになっている。

キットはきちんと内部や壁の厚みまで再現。いい資料にもな る。部品の
合わせはバキュームなので大味だが、荒い
コンクリート打ちっぱなしの
建造物なので、隙間ができてもパテでツルツルに整形する必要もなく、
気楽に組んで後
から荒く表面仕上げをすればよい。接合面は薄いプラ板
の厚みの分しかない部分もあるので、プラ板の細切り(パー
ツの余白で
いい)をのりしろにしよう。バキュームキットとしては簡単な方と思われるが
もっと小型なブンカー
(\1200)もあるので、そっちから作ってみると いい
かもしれない。


ところでこのキットの箱、白箱にモノクロコピーが貼ってある昔のガレージ
キットみたいな代物(画像上)だが、裏を見
てビックリ!1:48バッファ ロー
戦闘機のバキュームキットの箱絵(右)が!!つまり、余った箱の用紙を
裏返して使っ
たリサイクル品なのである!!!(大笑)

ロシア、東欧、中国などのキットって、本当に見てくれを気にしないダイナ
ミックなことをやってくれて、ネタにことかか
ない。



小型ブンカー「トブルク」の
キット。これも内部の階段
まできっちり再現されている。




AER 1:35 T28 中戦車

モ ルドヴァ共和国・・・ポーランドに接する、
もとソ連の一共和国のプラモデル。


上の組み立て説明書、実寸はA4版くらい。
つまり相当ゴチャゴチャしている。何より
ものすごいのは、パーツのラン
ナーに部品
番号用のタブが付いているのに、肝心の
番号がモールドされてないのだ!!(爆笑)

したがって、説明書
右側の小さな部品図と
照らし合わせながらパーツを探さなくては
ならない・・・すごいよ、さすが東欧キット。


部品の合わせは・・・最悪!最 悪ゥゥゥゥゥ!!まずバリが多い。
ガイドピンが穴にはまらない、砲塔を止めるツメが異
常にでかく、
車体はまらない、機銃塔の高さがありすぎて、砲塔が引っかかって
回転しない、誘導輪が思い切り外
にハミ出す、キャタピラと起動輪
のピッチが全く合わず、機動輪の歯を切り取らなければならない、
箱組みする部品
は、ガイドになるはずの出っ張りが邪魔になるで、
結局削り落とす、型抜き用の押しピン跡が、普通のキットなら少し

凹んでいるところがどでかくモールドされている感じ
・・・と、「てめえら、試験打ちして金型改良とかしてねえだ
ろ!」
な、恐怖のアン・ユーザーフレンドリーキットである。


でも実 際形にしてみると、戦前ロシア製戦車のポンコツ感は非常に
よく出ており、設計そのものは悪くないけど、金型技術が全く追い
ついていないのではなかろうか。

でも、このキットの後に、同スケールでウクライナのICMか らT28が
出てしまい、無理にこのキットを選ぶ理由もなくな
ってしまったが。
ただ、前から7〜10番目の転輪はゴム縁のないタイプなのを
ちゃんと再現している点は、このAER
の方が勝っている!
・・・となると部品取り用に?


ここまで組んで力尽 きた・・・右キャタピラは外れた状態にして、
道端に放棄されたディオラマにしたい。